【 call to name 】
突然知らない場所に放り出されて、いきなりもう居ないと思った『あいつ』に襲われて。
何がどうなってるのか、何が起こっているのか。
ここはどこなのか、どうしてこんな場所にいるのか。
ぼくは恐くて逃げ出すしか出来なくて。
足が何かに引っかかって転んでしまい、ぼくはもうだめだって諦めて――
+ + + + +
「ネスって言うんだよ、その子は」
「ネ、ス……?」
マルスの出した名前に、リュカは顔を上げた。
「赤い帽子かぶってて黄色いリュック持ってたでしょ? キミと同じ、PSI使いの子だよ」
「ネス……さん……」
自分を助けてくれた少年の名を呟き、リュカは両手を握り締めた。
突如現れた『ポーキー』から庇ってくれた人。
それだけじゃなく、どこの誰かも分からない人の攻撃からも守ってくれた人。
なのに――
「ネスさん……」
動けなくなってしまったその人を見て、恐くなった。
足が震えて、どうしたらいいのか分からなくなって。
(ぼくは、逃げた)
「リュカ、大丈夫かい?」
ギュッと手をキツく握り締めるリュカに、今まで道中を共にしてきたトレーナーの少年が心配そうに声をかける。
この子は敵に襲われて、助けてくれた人も掴まってしまって。
とても思いつめた様子で自分の後を付いてきた。
『ぼくが助けなくちゃいけないから……』
悲痛にも近いその言葉に、トレーナーの少年は何も言えなかった。
わかった、としか返せなくて。
「はい、平気です」
うつむいたまま、リュカは少年の問いに答えた。
「ぼくがあの子を……ネスさんを助けに行かなきゃ、いけないんです……」
まるで何かの贖罪かのように、リュカは呟く。
「そんなに思いつめなくても……」
「ダメなんです!」
宥めるような声に、リュカは知らず悲鳴交じりの声で叫んだ。
「ぼくが……ぼくが逃げたから、だからネスさんは……!!」
「だったら、立ち向かっていたら二人とも無事だったと言えるのか?」
「……っ!!」
酷く冷静な言葉をかけてきたのはアイクだ。
怒っているでも、苛立っているわけでもない静かな問いに、リュカは声を詰まらせた。
「でもっ、ぼくは……助けてくれた人を置いて、逃げて……」
「それは悪い事なのか」
「……え?」
「勝てもしない相手にむやみやたらにつっこんで全滅したとしたら、そっちの方が意味が無いだろう」
「それは……でも……」
「お前はこうしてここにいる。【ネス】を助けようと動いている。それで十分じゃないのか?」
「………………」
当たり前のような言葉に、リュカは何も言い返せなくなった。
この気持ちは理屈なんかじゃないのだ。
ただ、前のように――兄のように。
何も出来ないまま、誰かを失うのが嫌だった。
そして、結局何も出来ないで居る自分が嫌なのだ。
「リュカくん」
うつむくリュカに、マルスはしゃがみ込んで視線を合わせて話し掛ける。
「ネスはキミのこと、きっと怒ったりも恨んだりもしてないよ」
「……マルスさん」
「ネスはね、キミに会えるのをすごく楽しみにしていたんだよ」
「ネスさんが?」
「うん。今までマスターハンドに招待されて、PSIが使える子はネスだけだったから」
『ぼくと同じなんだね! 【リュカ】かぁ……早く会いたいな!』
そう言った時のあの笑顔を見せたなら、きっとリュカだってすぐ信じられると思うのだが。
「ネスはキミを助けたいから助けた。そしてキミは、一度逃げたとは言えこうしてここにいる」
それが出来ない歯がゆさを内心に収めつつ、マルスは微笑みかけた。
「それだけで、ネスはきっと喜ぶよ。怒ったりなんかしない。それに、元々怒るような子でもないしね」
きっとすぐに仲良くなれる。
リュカの肩に手を触れながら、マルスはそう励ました。
+ + + + +
しばらくの後、荒野の果てにマスターハンドによって選ばれた様々な者達が集結した。
皆が皆、顔見知りという訳でもなかった。
それでも『世界を救わなければ』という状況は、考えも、見た目も、全てがバラバラの者を一つにするのに十分なものとなっていた。
けれど、彼らは突き進んだ後、今回の騒動が『何らかの理由で異変したマスターハンド』の暴走でない事。
そして本来の敵は、その後ろにいた得体の知れない『禁忌』の名を持つ者だと知る。
黒く、重い嫌な空気の漂う空間で行き着いた先に突きつけられ、明かされた真実。
しかし彼らは、それを十分に理解し、立ち向かう暇さえ与えられずに全滅を余儀なくされた。
『禁忌』から放たれた光が全員を貫いた時、そこで動いていたものは誰一人としていなかったのだ――
+ + + + +
『危ない!』
背中を押す衝撃が妙にリアルに残っている。
前に吹き飛ばされ、痛みに顔を歪めながらも慌てて背後を振り返ると、そこには自分を助けたせいで変わり果てた少年の姿があった。
助けなきゃ、助けなきゃ、助けなきゃ。
恐い、恐い、恐い。
逃げなきゃ、逃げなきゃ、逃げなきゃ。
それは、あの時の気持ちと似ていたのかもしれない。
大人しかったはずのドラゴに襲われた時の気持ちと。
そして、自分たちを庇った母を見た時の気持ちと。
――逃げなさい。
母の言葉に、兄は震える自分の手をとって走り出した。
助けなきゃという気持ちと、怖いという気持ちと、逃げなきゃという気持ちと。
ぐるぐるした頭では何も考えれず、二人は雨の降る森の中をひたすらに走った。
結局、母は帰らぬ人となってしまい。
それがきっかけで、家族はバラバラになってしまった気がする。
父の様子も、陰りのある暗いものになっていったし。
何より、兄がいなくなった。
母が死んだ数日後、兄は何か思いつめたような様子で家を出て行った。
――クラウス、やめて。行っちゃダメだよ!
叫ぶ声も、引き止める手も振り払い、兄は少しだけ微笑んで家を後にした。
――クラウス! ダメだよ、クラウス! 帰って来て!
閉められた扉を前に、泣き叫ぶしか出来なかった。
――クラウス、クラウス……
結局、兄も帰って来なかった。
何も出来なかった。
何もしなかった。
結局いつも逃げてしまっていた。
今になって思う。
――ぼくは、本当に何も出来なかったんだろうか?
同じように雨が降っていた。
母が亡くなった日も、『ネスさん』に助けられた時も。
+ + + + +
「…………っ!」
ふいに戻った意識と動くようになった体に、リュカは上手く馴染めずにバランスを崩して尻もちを付いてしまった。
軽い衝撃に頭を振りながら、何がどうなったのだろうかと思い出す。
――そうだ。皆で黒い世界に入り込んで……そこで変な人に攻撃されて……
そこからの記憶が無い。
ぷっつりと途切れている自分の記憶に、自分たちは負けたのだと気付いた。
でも、負けたとしたのならどうしてまた助かったのだろうか。
敵の変な力で動きを止められていたとしたのなら、他の誰かに助けてもらわない限り再び目を覚ますことは無い。
それは今まで戦ってきた道中でよく分かっている現象のはずだ。
だとしたら、一体誰が助けてくれたのだろうか。
あそこにいた全員が負けたとしたのなら、誰も動く事など出来ないはずなのに。
「良かった! 大丈夫? どっか怪我とかしてない?」
と、前触れの無い呼びかけにリュカは顔を上げ、そして驚いた。
「あ……きみ、は……」
赤い帽子、青のストライプの入った服、黄色いリュック。
自分と同じPSI使いの少年、ネス。
「どうして、ここに……?」
「ぼくはね。あの後デデデ大王って人に持ってかれたみたいなんだ」
『あの後』というのが、自分を助けた後だと必然に気付いてしまった。
とたんに湧き上がる、底の見えないほどの罪悪感。
「でも、デデデ大王のお陰で結局動けるようになったし、万事解け…」
「ごめんなさい!!!」
「……………………え?」
突如声を荒げたリュカに、ネスは首をかしげた。
「ごめんなさい……ごめんな、さい……」
「あの、えっと……」
ポロポロと涙を零して謝るその姿に、ネスは伸ばしかけた手を止めてしまった。
「どうして、謝るの?」
「ぼくは……逃げたから……」
恐くなって、逃げた。
助けようともせずに、逃げた。
「ネスさん、ごめんなさい……ごめんなさい……!!」
「……ぼくの名前、知ってるの?」
静かな問いかけに、顔を膝に埋めたままリュカは頷いた。
「うーん、マルス兄ちゃん辺りに聞いた?」
「……はい。ぼくと同じ、PSIが使えるって」
「PSI……やっぱりきみもPSIが使えるんだね?」
どこか嬉しそうなネスの言葉に、リュカは少し不思議に思いながら顔を上げた。
驚いた。
ネスが、笑顔だったから。
「リュカ、だよね? マスターハンドから聞いたよ! ぼくと同じPSI使いの子だって!」
そうしてガバっと抱きつかれ、リュカは思わず顔を赤くした。
「あ、あの?」
「ぼくと同じ力を持つ子っていなかったんだ! だからすごく嬉しい!」
まるで太陽のような明るい笑顔。
眩しさからか、リュカは少しだけ目を細めてネスの身体を押した。
「……リュカ?」
「ぼくは、ぼくはネスさんを置いて逃げました。ぼくは、そんな喜ばれるような人間じゃない……」
いっそ「どうして逃げたんだ」と問い詰めてくれたら気が楽なのに。
けれど、ネスは不思議そうに首をかしげるだけだった。
「ぼくはリュカを助けたかっただけだよ? 逃げたとかどうとか、気にしてないよ?」
「でも……」
「逃げたって言うなら、リュカはどうしてここにいるの?」
「それは……」
助けなきゃと思ったから。
また逃げて、何もしないままじゃ嫌だから。
これは、自己満足なのだ。
許されたいとかそういうわけじゃないけれど。
今まで何も出来なかった、してこなかった自分への、贖罪に近い。
結局、それも自分本位な願いなのだ。
「どう思ってるかは分からないけど、リュカはぼくを助けようと来てくれたんでしょ?」
こくりと頷く。
「だったらそれだけでぼくは嬉しいよ! もちろんリュカが無事っていうのが一番嬉しいけど」
あ、掴まったから無事とは違うかな。
そんな言葉を付け加え、ネスは笑った。
「うぉーい、ネスー!」
ふいに頭の方から掛かった呼びかけに、ネスとリュカは顔を上げた。
大きなハンマーを持った大きなペンギン(?)が、こちらに向かって手を振っている。
見たことの無い人だと不思議がるリュカを横目に、ネスはその人に向かって手を降り返した。
「デデデ大王! どうだったー!?」
「こっちにも何人かいたぞぉ、そこの坊主連れて早く上がって来い!」
「うん、分かったー!」
体格のせいもあるだろうか、重い足音をさせて上へと消えていく姿を見送り、ネスはリュカに振り向いた。
「ピットやファルコも途中で助けたよ。サムス姉ちゃんもいる」
「……みんな無事なんでしょうか?」
「わからない。でも今のところ壊されてる人はいないみたいだから、全員無事じゃないかな」
ネスの言葉に、リュカは両手を握り締めた。
「行こう、リュカ。他の皆も助けにさ!」
差し出された手とネスの顔を交互に見つめ、リュカは大きく息を吸い込んだ。
「ぼくは……一緒に行って邪魔じゃないですか?」
「何を言ってるの。邪魔なわけないじゃない」
驚き、そしてネスはリュカの手を握り締めた。
「恐いなら……無理強いはしないよ。でも、リュカはここまで来れたんだ。これからも大丈夫だよ!」
「そう、ですか?」
「そうだよ! それに、ぼくらは一人じゃないもん。皆がいる」
一人じゃない。
「皆が……いる」
一人じゃない。
「リュカ、平気?」
黙り込んでしまったリュカを心配そうに覗き込み、ネスは聞いた。
胸元で握り締めていた両手をゆっくりと開き、リュカは顔を上げて頷く。
「……はい。ぼくも、行きます!」
笑顔で頷き返して、ネスは手を再び差し出してくれた。
それを握り返し、引っ張ってもらって立ち上がる。
砂を払い、リュカは目を閉じて大きく深呼吸をした。
「ネスさん、大丈夫です」
「うん、じゃあ付いて来て」
言ってふわりと身体を浮かせ、半透明の地面を蹴りながらネスは上へと登って行く。
その後を追い、リュカも同じように地を蹴って空を舞う。
しばらくの間、敵も味方も居ない状態の道を進むリュカの脳裏に、あの日のことが湧き上がる。
一人背を向けて家を出て行く兄の姿。
一人じゃなかったら、何か違ったのかもしれない。
あの時、兄を一人にしなければ何か変わったのかもしれない。
あの時、振り払われた手を諦めずに伸ばせば、何か変わったのかもしれない。
縋りつき、何度もやめてと引き止めれば何か変わったのかもしれない。
今になっては全部、可能性でしかない。
「ところでさ、リュカ」
「あ、はい。なんですか、ネスさん?」
ふいに隣に並んで一緒に飛びながら、ネスは聞いた。
「その『ネスさん』って止めない? あんまり「さん」呼びに良い思い出がないんだよねー」
「え、そうなんですか?」
「まぁちょっと。あと敬語もやめようよ。ぼくら、同い年じゃない?」
「それは……そうかもしれないけど……」
「でしょ? 友達になりたいんだ。ネスって呼んでよ」
「でも、ネスさんはこの世界に何回も来てる先輩だし……それにぼくは……」
「まさか『逃げたから引け目がある』なんて言わないよねー?」
「うっ……それはその……」
あまりの図星に、リュカは思わず途中の足場で立ち止まってしまった。
そんなリュカの様子に、ネスはわざとだろう。
大きなため息を吐いてやれやれと肩を上げた。
「そーんなに思いつめちゃうなら助けなきゃ良かったぁー」
「そ、そんなぁ」
「……なぁーんてね」
無邪気に呆れから笑みに表情を変えて、ネスはリュカの元へと飛んだ。
「でもあんまりそれを気にされちゃうとさ、ぼくもなんか気まずいし」
「そうかもしれないですけど……」
「はい、ブブー! 『ですけど』はいらないです!」
「えぇ!? ネスさん、あの…」
「はいはい、ブブー! 『さん』もいらないです!」
両手を頭上で組んで「×」を作りながら、ネスは言った。
「リュカはもうぼくの友達! 決定! だから敬語禁止!」
「で、でも」
「『でも』も『ぼくなんか』とかも禁止! 『さん』呼びも禁止! 禁止ったら禁止!」
「×」を作ったまま、反論は許さない・聞かないとばかりにネスはさっさと上へと飛んでいってしまった。
「ネ、ネスさん!!」
「『さん』呼びには返事しませぇーん!」
「してるじゃないですか!」
「そういうツッコミも禁止!」
徐々に遠くなっていく声は、復活した仲間達の姿にどんどん近づいてた。
さっきのデデデと言う人が助けたのだろうか、数人の人影が見える。
それは一緒にここまで戦ってきた、見慣れた人の姿だった。
ぼくらは、一人じゃない。
(リュカ)
突如として耳を掠めた声に、リュカは誰もいないはずの後ろを振り返った。
「クラウス……?」
姿は無い。
声も幻だろうか。
けれども、確かに耳に響く聞きなれていたものだ。
(時々思うんだ。もしリュカの手を振り解かないで家に居たら、もっと違う世界があったのかなって)
どこからともなく囁かれる言葉。
懐かしい声に、涙が溢れてくる。
頬を伝い、流れる雫が地面を打った。
(一緒に居れば、リュカに辛い思いをさせなかったのにって)
「……ぼくも、ぼくも思うんだ」
あの時、兄を一人にしなければ何か変わったのかもしれない。
あの時、振り払われた手を諦めずに伸ばせば、何か変わったのかもしれない。
縋りつき、何度もやめてと引き止めれば何か変わったのかもしれない。
(でも、ぼくはもうそばにはいない)
「クラウス……」
(リュカはもう一人じゃない。タツマイリにだって仲間はいるし、ここにだって……)
兄の手が、上を指差したような気がする。
つられて見上げれば、ネスがこちらを見て大きく手を振っている。
「……ぼく、行って来るね」
それに答えは無かった。
「クラウス……ぼく、頑張るよ」
誰もいないその空間に語り掛け、リュカは振り返り地を蹴って、空に舞い上がった。
頬を伝っていた涙を拭い、自分を待っている仲間の元へとリュカは急いだ。
+ + + + +
「リュカ、大丈夫?」
心配そうに駆け寄ってきてくれたネスに、リュカは大きく頷いた。
「すみません、ネスさん。遅くなっちゃって…」
「まぁだネス「さん」って呼ぶの?」
さっき言った事を覚えてないのかと、ネスは非常に不満げに唇をとがらせる。
それに苦笑しながら、リュカは答えた。
「ネスさんと友達になれたらって、思ってます」
「だったら…」
「でも、ネスさんを置いていったぼくを、ぼくは許せないです」
「それは別に…」
「ネスさんが気にしてなくても、ぼくがどうしても気になっちゃうんです」
「そんなぁ……」
少し寂しそうな表情をするネスだったが、リュカは自分のこの考えを変えるわけには行かなかった。
「だから……今度は、ぼくがネスさんを助けます」
「……ぼくを?」
「はい。この戦いで、ぼくに出来る事をしたいんです」
ふとネスは、リュカの言葉の中に何か強い思いがあるのを感じ取った。
「この戦いが終わって、そうしたら自信を持ってネスさんを『友達』って言える気がするんです」
それはリュカにとって、とても大事なものなのだ、とネスは理解する。
「……そっか。うん、分かった。じゃあ、終わるまで待つ」
「ありがとうございます、ネスさん」
「たーだーしっ!」
嬉しそうなリュカに人差し指を突きつけ、ネスは笑った。
「敬語だけはなくして。これは譲れないよ?」
「え、でも……」
「ぼくだってリュカのお願いを聞くよ。だからリュカもぼくのお願い、聞いて?」
にっこりと、無邪気に言うネスにリュカは断りの台詞を飲み込んだ。
本当なら自分の決意をゆるがせないために、敬語も使っていたかったけれど。
でも、待っていてくれるというのならば、自分もそれに見合ったものを返さなければ。
「えっと、わか……わかった、よ」
たどたどしいような口調だったけれど、ネスは満足したように「ありがとう」と言った。
+ + + + +
今度こそ、ぼくは逃げない。
もう後悔はしたくないから。
ぼくが出来る事を、最大限やっていくんだ。
ぼくはもう一人じゃない。
(だいじょうぶ、リュカなら出来るよ)
クラウスが、最後にそう言ってくれたように思えた。
* * * *
ちょっとしたヨタ話。
某様に献上したお話です。でも自分でもけっこう書きたかった話だったり(笑)
けっこう珍しいと言われるのですが、私のリュカはネスを「さん」付けで呼びません。それにはこういった経緯があるんだよーという話です。
なんとなく個人的に、ネスは「さん」呼びが苦手じゃないかなって……あの、ほら、ね?(笑)
それにしても、亜空でリュカを助けて何の映像も無かったのがちょっと寂しかったかも。
いや、あんだけけっこうリュカがネスを気にしてるシーンがあったから、何かあって欲しかったなって……無い物ねだりです(´∀`;
* * * *